マネーフォワード やフリーなどのクラウド型会計ソフトを手掛けているいわゆるSaas型の企業の株価がこのコロナ渦中に盛り上がっています。記事にも取り出されたいのでそろそろ一旦のピークを迎えるとは思いますが、今後Saas型企業は増えていくと思いますのでそのような企業への投資基準をまとめたいと思います。
①40%ルール
売上高成長率と単年の営業利益率の合計が40%を
超えてること
②ユニットエコノミクスが成立している
顧客1社の売上総額が顧客獲得費用を上回ること
ユニットエコノミクス=顧客生涯価値/顧客獲得単価
またこのユニットエコノミクスの値は3以上かつ顧客獲
得単価の回収期間が12ヶ月以内が健全とされている
③PSR10倍基準
PSR(株価売上高倍率)=時価総額/年間売上高
※売上の内サブスクが60%を占めていること
④NRR(売上高継続率)110%以上
既存顧客の売上を前年比で継続できてるのかの指標
⑤売上高成長率
売上10〜50億円企業であれば年率30%
売上50億円以上企業であれば年率20%
特に①②はシバタナオキさんいわく米国投資家が特に見ている判断基準とのこと。③④⑤は井村さんが確認されている判断基準を記載しました。
これらの定量基準をもとにSaas企業の成長性を判断し、定性分析(その商品は競合と比べて良いか等)と織り交ぜて投資判断を行なうのが良いと思います。