〜6話目〜らうさんの四季報チェック項目-プレミアグループ-

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今日はらうさんの四季報でのチェック項目を保有銘柄のプレミアグループで試してみます。四季報をただ眺めるのでなく見るべきポイントが明確に決まっていると銘柄探しの時に再現性が高まり良いですよね。

さて早速やってみます。

2020年2月の四季報を使いやってみます。

※2020.3決算については実績値使用

※プレミアグループはIFRS会計のため経常利益で算出

【らうさんチェック項目】

◇成長性

・売上、利益が年々増加している

時価総額が安い(100億以下が良いがここは好みで)

◇割安性

時価総額と理論価格=営業利益×10を比較

◇収益性

ROEが10%以上

・営業利益率が10%以上

 ※必須ではないがあれば頼もしい

◇安全性

・現金>有利子負債が理想

・営業CFは2年プラスが基本(1年だけでもまあ良い)

自己資本比率40%超え(参考程度)

【プレミアグループ結果】

◇成長性

 売上:18年90.65億円  

    19年106.99億円(+18%)

    20年140.16億円(+31%)

 経常利益:18年19.78億円

     :19年20.45億円(+3.3%)

     :20年26.04億円(+27.3%)

 時価総額:236億円

◇割安性

 26.04億円×10=260.4億円

 260.4億円÷236億円=1.1倍の上昇余地

◇収益性

 ROE=24.2%

 

 経常利益率:18年21.8%

      :19年19.1%

      :20年18.6%

◇安全性

 現金:63.99億円

 有利子負債:153.94億円

 19年営業CF:▲10.14億円

 20年営業CF:▲12.46億円

 自己資本比率:11.3%

結果としては成長性、収益性はあり合格点だが割安性は低く安全性にも欠けている銘柄ということがわかりました。こういう視点で他の銘柄もあたっていきたいと思います。