〜25話目〜フィードフォースについて

今株価に勢いのあるフィードフォースについて考察しました。僕自身はフィードフォースの良さに気づけず取り逃がしてしまいました。

 

フィードフォースはデジタルマーケティングツールを提供している会社になります。同社の株価が何故今勢いづいているかというと大きく2点あります。

 

Saas事業の黒転

アナグラム株式会社の買収

 

まず①については言うまでもなく先行投資が大きく、黒転するまでに時間のかかるSaas事業が20年5月期2Qより黒字化しています。なので営業利益が大きく改善されることが予想されます。

 

②についてこちらの方が要因として大きいです。理由は下図の通り

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アナグラムの方が事業規模が大きく小が大をくう買収となっています。営業利益だけで見ても7倍違いますね。笑 これはもう別の会社といってもいいかもしれません。

 

ここでフィードフォース社の決算説明資料を読み解き同社の21年5月期の業績を予測しました。以下図の通り

※面倒なのとざっくり計算しているので予測根拠は記載しません

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四季報予想と大体同程度の営業利益となりましたので21年5月期の1株益を四季報と同じ53円でおくと、7/1現在の株価3475円と照らし合わせるとPERは65倍となります。

他のSaas銘柄と比較すると割安性はあるように感じますね。(今のSaas銘柄は100倍超えは普通になってます)

 

では事業性から考えるとどうでしょう?フィードフォース、アナグラムともにマーケティング支援事業を行なっていますが正直いってこの業界には詳しくないので同2社の他社と比較したときの優位性が全く読み取れません。

なのでこれだけ長々と書きましたが私の見解としては売上、利益は伸びており順調に成長しているが肝心の事業優位性が不明なため買わないとしました。(じゃあ最初から分析すなよw

 

短期でモメンタムにのる買い方はありかなと思いますが、これだけうえにいってると買う勇気はないですねー。