~36話目~新規銘柄購入(3562 No.1)

今回また新規銘柄にINしました。まずその前に前回購入した識学(7049)については損切しました。1Q赤字は覚悟の上でしたがまさか通期赤字になるとは思っていませんでしたね。売り上げは順調に拡大しているみたいでその点は評価ポイントでしたが、赤字理由がその他営業費用の拡大という何とも見えづらい点が大きなマイナスポイントでした。なのでやむなく損切。1369円でINして1080円でOUTしたので▲28,900円の損失。

 

さて本題に入りますが今回INしたのは、3562 No.1です。22話目で簡単な考察をした銘柄です。(詳細は下記記事参照)

〜22話目〜NO.1について - エルトンの成長株投資物語

 

何故No.1を購入に至ったかを簡単に記述します。

 

同社は5月に大型の買収を行いました。アレクソン社という会社で情報通信の企画・開発・製造をしています。同社の2020年3月期の業績は売上29億円、営業利益3.32億円と売り上げはNo.1に劣るものの営業利益はほぼ同じとなっています。この大型買収のニュースを受けて5月27日に1333円に跳ね上がりました。(前日終値1033円)その次の日に1519円をつけてボックスを形成し2000円まで跳ね上がった後に急落。最後は2021年2月期1Qの決算が赤字であったため1319円まで落ちてきました。短期で上げ下げしている非常に不安定な銘柄です。

 

2社の2020年度の業績は下記となっており、シンプルに営業利益を足し算すると6.93億円。大まかですがEPSはおおよそ155円程になります。

※計算式(3.61億+3.32億)×70%÷3,146千株

                 売上   営利    1株益

No.1    2020年度2月期業績:88.18億 3.61億   86.5円

アレクソン 2020年度3月期業績:28.09億 3.32億

 

EPS155円で考えるとPER10倍で1550円、PER20倍で3100円となります。私が購入したタイミングは株価1460円のときであまりに低く評価されていると思いINしました。何故このようなことが起きたのかというと、No.1の1Q決算が赤字であったためと推測しています。同社は毎回1Q決算の業績が通期の中で1番悪く赤字である期もしばしば見られます。またアレクソン社との連結開始は5月26日からなので1Q決算にはまだ反映されていません。ですので今回も予想できたことだと思いますが、なぜか市場からは赤字決算を受けて大量の売りが起きてしまいました。原因は一部ツイッターでNo.1が話題になっていたため、何も考えずに購入している方々が手放したものだと推測されます。まあ僕的にはかなりラッキーでしたが。ファンダを見る限りではまだまだ成長余地のある会社だと思っており株価的にも割安だと判断し購入を決意しました。

以下に今までの業績と今期の業績予想をまとめてみました。青書き太文字は私の予想値になります。

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あとはテクニカル面でも買収発表前の株価1000円を下回ることはまずないだろうと考えており、そこが1つの下値サポートラインとして働くだろうと考えたのも購入理由の1つです。大型の買収を仕掛けてくるあたり成長意識もあるため今後業績は伸びてくるだろうと思っています。まあ気長に2年くらい持っていればいずれあがるだろうと思いますね。