~54話目~オーケストラホールディングス(6533)の考察

ずっと気になっていたオーケストラホールディングスについての考察を書きます。同社は運用広告サービス、SEOコンサル、クリエイティブサービス等を提供している会社です。2009年設立とまだまだ若い会社で、M&Aを活用し急成長を遂げてきた会社です。コロナ禍の中でも人員を積極的に採用しており、売上も年率20~30%の成長を維持し続けており、経常利益の伸びもCARGでおおよそ20%ほどあります。

ここまでの実績としては申し分なくグロース銘柄としては、まあ悪くないと思いますが事業内容は正直ありきたりだな~と感じています。業界全体の伸びにのっかている感じがして、この企業ならではというものに欠ける気がします。

手元の現金も十分にあるわけではないので、今後もM&Aを仕掛けていくのであれば株式発行による資金調達も出てくるのではないかと考えています。そうなったときに今の株式発行数が希薄化される恐れもあります。

 

まあ、今のところは順調に成長しているようなので悲観的になることもないとは思いますが、ここから2~3倍という絵はあまり描きづらいですね。なので買うことはないかなと思います。

各財務諸表掲載しておきます。ちなみにチャート的にはよこよこの良い感じで、75ma-200maのGCも発生しているのでもしかしたら短期的にはもう一段上にいくかもしれませんね。

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