50話目で①銘柄探索、発掘方法について記述しました。今回は②銘柄分析方法を書こうと思います。私はできる限り長期保有できる銘柄を探していますのでその視点での分析方法を書きます。但し、私の投資手法は「買った瞬間含み益!!成長株中長期投資!!」なので短期の方にももしかしたら参考になるかもしれません。
【銘柄発掘〜購入〜売却の流れ】
①銘柄探索、発掘
②銘柄分析 ←←←
③選定リスト分類
④購入
⑤売却
成長株がターゲットになるのでまずは業績の把握を行います。四季報やかぶたんで簡単に業績をチェックします。ポイントは大きく以下3つになります。
・売上が毎年20%以上伸びているか
・営業利益がCARGで20%以上伸びているか ※必須ではない
・EPSがCARG20%以上伸びているか ※必須ではない
上記ポイントにあてはまったら次のステップに入ります。さっと企業のHPと決算説明資料一期分を読み自分が理解できそうな業態かあるいは今後伸びそうな業態かを確認します。ここで、この会社良いな・伸びそうだなと思ったら次のステップに入ります。
ここでの判断はかなり主観が入っていますがこの定性判断力がかなり株力を試されている気がします。まあここは経験積んで洗練させていくしかないですね。
次にもう少し正確に財務諸表とその会社のKPIを見ていきます。
私が保有しているベース(4481)を例に説明します。決算短信を横並びで見てもよくわからないのでエクセルにまとめます。※下記が実際にまとめているものです。
こんな感じで表にまとめます。フォームがあれば正直30分もかかりません。ここで色々な点を見ていくのですが、見ているポイントはたくさんあるのでここでは書ききれません。ただ、自分が中でもかなり大事にしているのが会社のKPIです。例えばベースは、システム開発や保守などで稼いでいる会社なので人材の増加がそのまま売上に直結してきます。同社の最重要指標と言ってもよいかもしれません。ベースに関していうとKPIである人員がしっかりと増えているか、採用できているかという点を見ています。
そして、最後にチャートを確認します。ここでのポイントは上昇トレンドにあるか、ミネルヴィニの第二ステージにあるかを確認します。最下層のレンジから上抜けしているか、移動平均線は上向きか、株価は右肩上がりになっているかを確認します。ここまでやって選定リストに分類します。※いきなり買うことはしません。
この活動を繰り返すことで良い銘柄がふるいにかけれらていきます。地道な作業ですがこれをやればお金を稼げると思うと頑張れます。(笑)
こんな感じですかね。次は③選定リスト分類を書こうと思います。