4月12日~4月16日の注目銘柄・好決算銘柄と今後の戦略を記載。
【好決算且つ調査済み】
〇ナルミヤインターナショナル本決算
21年2月期は上方修正通り着地。22年2月期は売上、営利ともに過去最高を見込む予定。EPSベースでいうと20年2月期と特に変わらず。PERは12~15倍が妥当と考えると決算後の株価は適正水準だと思われる。事業ポートフォリオがECに移行しつつあるのと、ママ達の間では同社ブランドは人気があるみたい。売上の向上は今後見込める可能性有り。
〇川崎地質1Q決算
地質調査大手。従来は防災、国土強靭化等の事業であったが国策である洋上風力発電の海底地質調査にも取り組んでおりテーマ性有り。季節変動性があり、2Q、4Qに利益計上される性質があったが、今期は1Qに利益ががっつり計上されている。決算短信には特に繰上の売上計上の文言などはなかったため従来通りの業績を出せるのであれば、上方修正確実。
追加調査点:1Qの利益要因が何かを追究する
〇セラク2Q決算
前週に半期分上方修正済みであり、ほぼ上方通りの決算。ただ、事業構成を見るとDXセグメントが好調。通期上方修正はほぼ確実に行われるものと予想。また、25年8月期までに売上500億円の中計が策定されている。これは無理だと思うが・・・
〇フィルカンパニー1Q決算
1Q決算と同時に上半期分上方修正済み。上方修正分の情報から推測する2Q決算の業績は下記。利益が爆増する。但し、ここは各Q毎に振れ幅が凄いので予想を立てづらいのが難点。業績は下期偏重傾向にはなるようなので通期分も上方修正されるのは間違いないと思うが・・・
〇スタジオアタオ本決算
持ち越し銘柄本命でしたが、まさかの営利0予想。来期もイルメールの販売促進費に金かけるみたいです。売上自体は過去最高を記録するようですが、そこまで販促費かけるならさすがにもっと売上伸ばしてほしいですね。※ここは粗利一定なので、販促費で営利が決まってきます。
〇No.1本決算
文句なしの好決算。来期予想も中計より上の数字を出してきており、アレクソンとの相乗効果、事業ポートフォリオの移行もあって利益率も年々改善されていってます。もうただの卸業者ではなくなってきてる感ありますね。ここは継続保有です。
〇関通本決算
EC・通販物流サービスが好調のようで来期予想も営利50%増しの好決算。また同時に中計出しており2年後に売上は約50%増となる見込み。ここは通販物流サービスとWMSサービスも行っており、WMSサービスの方はクラウド型なので売上拡大するにつれて利益に直接的にのってくる点が良いですね。去年MSワラントを発行(発行株式数の13%程度)しておりその際に株価30%ちょっと下げてますがそのおかげもあって自己資本比率も改善されています。上場来新高値とってきてくれそうですけどね・・・どうでしょう。
【未確認・気になる決算】
〇ライク
〇システムインテグレータ
〇キーウェア
【今後の戦略】
この4月は特に決算後に下げる銘柄がほとんどな気がします。かなり難しい。決算後に購入&好決算だけど下がった銘柄にINする戦略が良い気がしますね。