MacbeePanetは以下2つが主事業である。
・アナリティクスコンサルティング事業
データ解析プラットフォームのハニカムを利用して複数のメディアにまたがって出稿しているWEB広告を一元管理して、自社が連携しているメディアを活用しマーケティング活動の戦略立案や支援を行っている。
WEB集客ツールのRobeeを使いデータ解析と機械学習により成果につながるマーケティングを実施している。
同社の特徴
・これらを成果報酬型の料金体系で契約している
・LTV の高いユーザーの集客を支援することでマーケティング投資から得られる利益の最大化を図り、クライアントの業績に貢献することを経営姿勢としている
・LTVを重視する顧客である、美容業界や金融業界の依存度が高い
・エステサロンや脱毛サロンの繁忙期となる1Qが需要期
・SBI、三井住友、フジサンケイグループで売上の46%を占める
・取引開始時は単価が低水準だが、成果をあげるにつれて単価が高くなる傾向
市場自体も年率10%で拡大する成長市場でのビジネスなので追い風。
業績自体も順調。粗利が低いのが少し難点だが、これは既存顧客との取引増加(成果を認められる)により徐々に改善されるはず。まあそこまで大きくはならないと思うが・・・
成果報酬型という契約形態上恐らく業績が読みにくいのだと思われる。上方修正も複数回行っており、また修正の振れ幅もでかい。今期も保守予想と考えると21年度4月期の業績好調さから考慮すると上振れを期待してしまう。
以下所感
2015年設立で5年で売上100億円って冷静にやばくない??同社はLTV(顧客が生涯いくら利益をもたらしてれるのか)を予測し投資リターンを最適化できる技術を持ち合わせている。ってすごいよね。こういのって結局広告宣伝かけてもそれによる効果がいくらかってのが見えにくいってのが大企業が二の足を踏むところでそれが見えるかできるって。長期的にもあがりそうな会社だなと思いました。 完