~139話目~2021年株式投資の振り返り

今年マイナスに終えたので、次の年に繋げるためにも今年1年の振り返りを書こうと思います。数年後、数十年後振り返ると2021年が人生の転機だったのでは??と思うほどに劇的に株の環境やモチベが変化した年でした。そんな年だったからこそプラスで終えたかったのですが・・・

自分は2015年から株自体はやってますが2015~2019年までは100万円でトレードしており、日々の1~2万円の動きで一喜一憂していて、またろくに決算資料などは読んでおらず適当に売買していました。社会人生の中で色々試行錯誤した結果(過程は割愛します)、人生をより楽しくする方法は株しかない!!という結論を導き出したのが丁度2019年末くらいです。(ここに至るまで約6年かかりました・・・もう少し早く気づきたかった。。)丁度自分が株に熱を入れだした矢先にコロナショックがきて、より一層真剣にやろうと考えたのが2020年でした。2020年は1人で黙々と本を読んで、TLの人たちの過去の売買履歴を見て仮説検証を繰り返していました。2020年はプラスで終えましたが資産額は100万円ちょっととかなり少ない中でのパフォーマンスなのであまり意味はないかなと・・・ プラスで終えたし来年も気合入れるぞ‼と迎えた2021年です。

 

2021年の出だしは、半導体や再エネのテーマ株の売買が活況でグロースは結構きつかった印象。自分が保有していた、アトスパ・プレミアG・No.1も思うようにあがらずやきもきしていました。そんな中、それら3銘柄をホールドしつつテーマ株を触ったり、監視銘柄のグロース株を触ったりして値動きできらされ損切ばかりでマイナスが積みあがった1月~2月でした。ただ、良いこともあり昨年継続してブログを書いてたおかげか、OCやDMグループに誘われる機会が増えました。今まで1人で黙々とやってた環境からすると凄く新鮮でツイッターというのはこういう活用方法があるのかと新しい発見でした。それを機に自分から色々な方にDMするようになり、福岡の億トレの方と3月にお会いさせて頂きました。趣味趣向が合うせいか3月以降はリア友より高い頻度で遊んでいる気がしますww また、その方きっかけで福岡株クラの方とも仲良くなり、サラリーマンだけをのほほんと続けていたら決して会うことのない人達お会いさせて頂き、今でもよく遊ぶ仲になりました。

 

株の話に戻すと、2月頃に決算モメンタム手法というものの存在を知り、その手法で売買するようになりました。この手法は結構難しく、撃ち落としにあったり、スライスしないと次の決算で全戻ししたりトレードスキルが求められる気がします。3月頃からはこの手法メインでやっておりその手法の結果がマイナスです。この手法自体に期待値はあると思っているのですが、中々難しく改良しないと来年も勝てない気はしています。決算モメンタム手法を用いて行ったトレードで良くも悪くも今年のパフォに寄与した銘柄を振り返ります。

 

今年のトレード

 

■アムスライフサイエンス

1月5日に1Q決算が発表されました。海外事業が爆発的に伸びており確変期間入るんじゃない??と見つけたのがきっかけです。説明資料や質疑資料等見てみると向こう半年の受注は確定していて、受注の伸びも非常に好調とのこと。2Q決算を跨ぐために下でコツコツ集め取得単価1027円、当時資産比で40%保有していました。結果2Q決算は、1Q比ちょい下の営利であり次の比S安級の下げとなりました。この会社の他の事業は正直そこまで重視していなくて、海外事業の伸びがどうかということに着目していましたが結果は横ばい。恐らく僕含めた市場参加者は1Qが初動で2Qにこの海外事業が加速していることを期待して買ってたのだと思います。IRに問い合わせると全体の営利押し下げはSO発行によるものとOEM部門の季節変動性によるもの。海外部門はコンテナ遅れなどの影響もあり。(これは推測)翌日大幅に減らして翌日以降の株価の動きを見ようと保有していましたが、軟調な動きであり機会損失になりそうだなと考えて、一旦手放し監視リストに入れて次のQ前に位置と市場環境考慮しINを検討しようということでいったん売却。

取得単価 :1027円

資産比  :25%保有

決算前高値:1248円(+21.5%)

売却単価 :1010円(▲1.7%)

→含み20%超えを見て、損切で撤退。

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監視リストに入れていたアムスは、4月~6月の間は案の定横ばいの動き。そんな中7月2日に上方修正を出してきました。コンテナ影響も解消されて海外事業が復活しているのではないかと考え上方修正出した直後・押し目で購入。7月12日に出された3Q決算では海外事業が1Q及び2Q比2倍となっており、やはり1Qは初動だったか!!ということでPTSで追撃。次の日の寄りつきでも追撃。モメンタムは全く乗らず、決算後高値からダラダラ下げ結局同根撤退。

取得単価 :1226円

資産比  :40%保有

決算後高値:1557円(+27%)

売却単価 :1211円(▲1.3%)

→底値玉は含み50%近くを見て同根撤退。

 

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■ヒトコムHD

1月の1Q決算ではホールセール事業が鬼滅特需で好調。EC事業も前期比売上40%超えで好調。これらを見て2Q決算も1Qと同じくらいの売上・利益が出る。また成長率考慮しEPS150のPER20倍で株価3000円はいくだろうということでナンピン前提で購入。買い下がっていきました。このトレードは決算モメンタム初期のトレードで買い理由もINのタイミングも甘すぎるなとは感じてます。今これを買うことはないでしょうが。(決算凸はあり)

取得単価 :2040円

資産比  :20%保有

売却単価 :1980円(▲3%)

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ギガプライズ

2Q決算が好調。駆け込み需要があった前年を上回る伸び。3Q>2Qとなる傾向があるので業績上振れ間違いなしということで2Q決算後とその押し目で購入。実際は、2Qはキャンペーンを行っていてよく読んでいれば2Q>3Qになるのはわかったみたいですが・・

取得単価 :2088円

資産比  :30%保有

決算後高値:2370円(+13.7%)

売却単価 :1980円(▲5.2%)

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■ロジザード

2Q決算の数字を見て購入。ストック比率70%を超えておりまた過去実績から見ても、PER40倍程度ついても良いだろうということで購入。また、中計では来期予想がEPS100円で出ており、半年で株価4000円はいけるだろうということで購入。3000円までいって天井をつけ3Q決算は中計未達懸念で売られた。また、EC関連から資金が抜けていったこともありPERは20倍前半まで売られた。

取得単価 :2400円

資産比  :25%保有

決算後高値:2942円(+22.5%)

売却単価 :2050円(▲14.6%)

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■ファブリカ

上場直後の本決算を見て購入。決算直後は見れていなかったのですが、5月決算を見直していく中でSMSの中ではファブリカが一番良いと考え、アクリートからファブリカへ乗り換え。(5月決算はSMS各社の決算が軒並み好調でした。)8月の1Q決算前にKPI速報値を出してきてS高になったのでそこでも追撃。1Q決算前に資産比50%ロットになりました。元々5200円を目標株価にしていたこともありそこ付近でスライス。残りの玉を1Q決算マタギ、市場予想に反してSMS事業が伸びておらず翌日はS安。決算日にPTSで売り捌きS安は回避しましたが、大ダメージをくらいました。唯一スライスをしていたことで損失は回避できた銘柄です。

取得単価 :4240円

資産比  :50%保有

決算後高値:5240円(+23.5%)

売却単価 :4300円(+1.4%)

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インパク

8月の2Q決算を見て通期予想は達成もしくは上振れしそうだなと考え、PER的にも割安だと思い購入。その後決算説明会を聞いて、店舗DBのAI活用を今期から本格的に行いだし、それが絶好調ということで確変期に入ったのでは??と考え増し玉をした。中計が出ることも告知しており、自分の予想は5年後売上2倍営利20%の300億円/60億円で予想していた。(この中計の数字がピンポイントでびっくりしているがww)業績がこのまま進めば、来期はEPS200~220は出るだろう。中計の数字なども考慮しPER25~30倍はついて良いだろうと考え目標株価を5000~6000円におき購入。全体ベースで含み益40%。底値玉は含み50%超えを見て、3Q決算で全戻し。3Q決算は月次のわりに進捗通りの数字が出た為期待がのっかてた分売られたのだろう思います。ただ、自分の中ではここはまだ成長の初動であり来期以降も期待できると考えているため継続ホールしています。

取得単価 :3430円

資産比  :50%保有

決算後高値:4705円(+37.1%)

売却単価 :継続保有

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■識学

2Q決算を見て購入。中計のKPIを全て上振れてきているため、来期営利10億円、再来期営利15億円は固いだろうと判断。また、月次を見る限りも中計の数字を20~30%程上振れておりそれも投資判断を後押しした。他のコンサルを見るとPER30倍は最低でもついてるので、来期目標株価3000円を見据えて購入。同社は70%が顧客からの紹介で新規取引先を開拓しているようで、コンテンツ自体も評判が良いのだろうと考えた。転職サイトやメディアなどを見ても評判は良かった。また、来期EBITDA10億円、再来期EBITDA15億円でSOを発行するようになっており社長の説明などを聞いても絶対この数字出すぞという気概と開示している数字の実現度合も感じ取れた。コンテンツ及び見えている数字、予想される業績からのPERを考えると安いなと判断し購入した。実際は、3Qで売上の伸びは足りずKPIの数字未達と懸念材料が多くS安。自分もこれは握れないなと思い全売却した。

取得単価 :2053円

資産比  :30%保有

決算後高値:2451円(+19.3%)

売却単価 :1647円(▲19.8%)

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■日本リビング保証
本決算後に購入。実力値営業CF12億円、加えて建築保証の評判が良いみたいで、2~3年後に今の事業の半分程度の売上が見込めるということで購入。1Q決算でKPI開示がなくなったため、大陰線のS安級の下げ。事業自体に何ら影響はないものの需給悪化懸念で翌日売却。

取得単価 :2538円

資産比  :10%保有

決算後高値:3905円(+53.8%)

売却単価 :3055円(▲20.3%)

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今年のメイントレードをざっと振り返りました。結論は決算跨ぐ必要なくね??ってなっちゃったんですけど・・・ 決算凸して次の決算で全もするみたいなパターンを全て喰らってる気がします。。。逆に決算跨がずに仮に売れていたらまあまあ及第点の成績は残せたかなと・・・

 

来期は基本決算跨がないスタンスで行こうかなと考えてます。他の小ロット銘柄見ても決算で当てたのほぼないので、自分の決算跨ぎに期待値は皆無ですね。。