〜33話目〜ミネルヴィニの成長株投資③ VCPのパターン

ミネルヴィニが成長株投資の際のチャートにおいて最も重要にしている指標。

 

ボラティリティの低下は重要な特徴。ほぼ全ての機関投資家の買い集めの動きに共通する特徴はベース内の特定の範囲で出来高を大幅に減らしつつボラティリティが低下すること。

これをVCPパターン(ボラティリティの低下パターン)と呼ぶ。

チャートの左から右に向かってボラティリティが低下する銘柄を見つける。

 

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VCPのパターンですぐにわかる特徴。

ボラティリティの低下の回数

・ベース内で生じる押しの深さの比率

・ベース内の特定のポイントでの出来高

 

時間:ベースが形成されてから何日、何週間経過しているか

株価:最大の押し幅はどれくらいでベースの右端の最も小さな押し幅はどれくらいか

対称性:ベースの形成中にボラティリティが何回(T)低下したか

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VCPのパターンから上放れした銘柄を買ったら次の兆候を探す。

●その値動きの初めに数日間は出来高が増える

●通常2〜3日はほとんど抵抗なく上げる

●株価に自然な反落が起きる。上昇トレンドの時と比較して出来高は減少。株価は上昇トレンドにいくらか逆光する。

●自然な反落から2〜3日か遅くとも1〜2週間以内に出来高は再び増え上昇トレンドに戻る